物差しの一つ
香水の使用が欠かせない。
外出する際はカバンに入れて持ち歩く。
外出しない場合でも欠かさずつける。
高校生の頃から愛用しているダビドフのクールウォーターウーマン。
甘くそれでいて爽やかな香りが特徴で、つけていて人に臭いといわれたことは一度もない。
この香りを纏うとそれだけで、化粧して服を着替え、髪をとかした気分になる。
香水をつけていると姪っ子が不思議そうに私をみる。
「なあに?それ」
「香水だよ。つけるといい香りがするんだよ。これも大人のお洋服なんだよ。」
「へえ、いいなあ」
ませている姪っ子は、早速香水に興味を持っていた。
私達は子供の時、服装も髪型もすべて母に決めてもらう。
しかし、大人になると自分で自分をコーディネートするようになる。
社会性が身についたということだろう。
自身をコーディネートすることは自分が大人になれたかどうかを
はかる物差しの一つだと思う。
身なりだけでなく生き方も含めてセンスの良い人間でありたい。